■1999/09/30 (木) 明日から10月・・・
 今日は9月の最終日。昨日出したモルツキャンペーン以外にも「9月末日消印有効」というものが多く、慌てて数枚のはがきを投函してきた。妻も何枚かはがきを書いていた。彼女も何やら応募するらしい。

 今日も平穏な日。明日は夕方から松江へ出張。3日夜まで不在です。

 ミニコラム「野球帽」
 私はキャップのコレクションをしており、ことあるごとに買っている。ホークスの帽子だけでも10種類以上は持っているだろう。「気に入った帽子を、自分でかせいだ金で買う」というのは少年時代からの夢だったのだ。ここには私のトラウマ的体験が陰を落としている。。。たかが帽子、と言うなかれ。

 初めて野球帽を手に入れたのは、小学3、4年のころ。親父が「帽子を買いに行くぞ」と言ってくれた。巨人の帽子を買ってくれるもの、と信じて近くのユニードに行った。しかし、巨人の帽子を手に取った私に、父は「黒い帽子は夏には暑い」という理由だけで却下(というか棄却・・・)。青を基調とした中日の帽子を買わされた。「また今度な」。その言葉を信じて、その帽子をかぶり続けた。

 それから2年あまり。新たに帽子を買ってもらうことになった。「今度こそ」。気合いは十分である。。。しかし、売り場に行くと全く同じ理由で、今度は西武ライオンズの帽子を買わされた。球団は違えど、また青い帽子である。

 「巨人の帽子が青だったなら」。私は、黒に「YG」を模したデザインを恨んだ。

 中学、高校になると、野球帽はかぶらなくなる。そして、大学2年の秋。。。ホークスが九州に来ることが決まった。この頃になると、金銭的にも自由になっていた。私は自分の手で、黒い帽子を手に入れた。ただし、中央のマークは「YG」ではなく、「FDH」であった。。。

 少年時代は父を恨んだこともあった。だが、今となっては「YG」の帽子を持っていなかったことは、私の誇りでもある。人生万事馬・・・・。何かが抜けている気がするが、九州男児は細かいことは気にしない。

 そんな理由で、私は「いい大人が野球帽なんて」と言われても、自分の好きな帽子をかぶり続けている。ちなみに野球だけでなく、車関係ではマイルドセブン、グッドイヤー、ブリヂストン、プジョー、ベネトン・・・。節操がないのであった。

■1999/09/29 (水) とんだ失敗・・・
 午前10時半すぎ、三瓶に取材に向かう。痴呆性のお年寄りのグループホームの完成式だ。建物の概要はすでに聞いていたので、この日の目的は海上自衛隊呉音楽隊の特別演奏。個人的にも聴いておきたい。

 到着するとすでに一曲目の演奏が始まっていた。急いでカメラを取り出すが、フィルムがない。。。何度探しても、かばんの中にはフィルムケースが散らばっているだけ。しばらく演奏を聴いたが、仕事にならないので市内に帰る。フィルムを持たずに写真を撮りに行くとは・・・。情けなさで一気にやる気が失せた。

 夕方、歩いてスーパーにお使い。頼まれたハムを持って帰ると、妻が玄関で出迎えてくれている。珍しいこともあるものだ、と思ったら、「マヨネーズも切れているんだけど・・・」という言葉。仕方がないので、もう一度、同じ道をてくてく歩く。ついでにモルツキャンペーン応募の封書を出してきた。

 田んぼの横を歩いていると、稲穂が頭を垂れており、秋を感じる。アスパラガスがどのように生えるか知らない子供も、米がどうやってできるかは知っているだろう。

 終わり。

 最初は自分のためだけに日記を書こうと思ったけれど、書いているうちに「読んで面白いものを書こう」と色気が出てきたので、日記とは別にミニコラムを書くことにしました。不定期連載です。コラムと言っても、自分の昔のこととかが中心です。今日は「私と野球 パ・リーグへの思い」です。

 「私と野球 パ・リーグへの思い」
 私がプロ野球を見始めたのは小学2、3年生のころ。田舎の子供にありがちな巨人ファンであった。巨人びいきのテレビ中継しか知らないので、必然である。ガッチャマンを観ている少年が、ベルクカッツェを応援することがないのと同じことだ。

 中学校に入ったころから、深夜のスポーツニュースを見るようになった。このころ、観客が2000人しかいない球場があることを知った。パ・リーグである。外野席でマージャンをしている大人がいる。きっと、ただみたいな値段で入れるのだろう。私は少しずつ、巨人と戦わないもう一つのリーグに興味を持ち始めた。このことがあったおかげで、ホークスが九州に来たときも、すんなり受け入れられたのだと思う。

 しかし、ホークスファンになるまでは曲折があったのだった・・・

■1999/09/28 (火) だるい感じ・・・
 今日は一日、だるい感じだった。体が重い。でも、食欲はあるので大丈夫だろう。

 午前中に1件、午後に1件取材をこなす。予定がなければ休みにしたいぐらいだが、あるからしょうがない。昼食後、ちょっとばかり横になろうと思っていたら、娘がおもちゃを手に近付いてくる。この体では、遊んであげるより仕事の方が楽なので、仕事部屋に向かう。

 机に向かってもなかなかやる気が沸かないので、しばらくインターネットマージャンで遊んだ。昼間っからマージャンをするやつの気がしれん、と自分のことを棚に揚げてぼんやりと考え事。

 夕方、Mさんから電話。実家が水害で大変だったらしく、救助隊として帰郷していた。ダイエー優勝の記念Tシャツを頼まれていたので、散歩がてら歩いてもっていく。土産を渡すだけのつもりが、ビールが出て来たのでずうずうしく居座る。体がだるくても、アルコールは吸収するらしい。1本、2本、3本・・・どんどん缶が積み上がっていった。Mさん、夕食前に突然お邪魔してごめんなさい。そしてごちそうさまでした。

 赤ら顔で玄関を開けると、妻の機嫌が悪い。「御飯少なめでいいや」と言うと睨まれた。仕方がないので、出て来たものを全部たいらげた。お腹がぱんぱんだ。「テレビチャンピオンの大食い選手権に出てくる人の苦しみは、この数倍なのだろうなあ」と見ず知らずの人の体を心配する。

 夜、ベイスターズファンの先輩から電話。「去年は祝ってもらったので、お祝いの言葉を言おうと思って」ということだった。糸井重里さんや黒鉄ヒロシさんには、私たちの気持ちは分からないだろう。 

 今日は題通りのぐ〜たらな日記だ・・・

■1999/09/27 (月) 興奮から一夜明けて
 興奮の野球観戦から一夜明けた27日。目が覚めると、いつもの布団の上だった。「優勝は夢じゃなかったよね」と妻に聞くと、にっこり笑顔が返ってきた。夢ではなさそうだ。

 いつものように新聞各紙に目を通す。すると、ちょっと気になる記事があった。見出しは「日ハム応援団3人 口論仲裁の男性に暴行」(A新聞)である。26日の試合で、ダイエーファンが「優勝鷹」と刺繍の入った法被を着て何度も日本ハム応援団の前を通ったので口論となり、止めに入った男性を殴った疑い、という。

 悲しい出来事だ。互いに言い分はあるだろう。しかし、応援するチームは違えど、プロ野球を愛する仲間ではないか。今後、こういう事件が起きないでほしいものだ。ちなみに、この事件の当事者が東京、大阪、広島、鹿児島、と福岡以外の人ばかり。いくら遠くても応援に出掛けたい、という人はたくさんいるのだろう。

 こんなことを書いていると私のことをよく知らない人は、心の広い人間だと思うかもしれない。でも、実は気が短くて、せっかちで、口が悪い、ということは知る人ぞ知る事実である。。。
 
 そういえば今日、○ん○あ(店の名前)で働く樋ケさん(ひのけ、と読む)から「日記を書いているなら、名前を出して」と言われたので出そう。彼は100数チームが出た自転車レースにエントリーし、80何位になったらしい。こんな話を私の日記に書いてもなあ〜。ご自分の日記を作ったら?

 明日からは通常の日記を書きたいと思います。。。

■1999/09/27 (月) 観戦記5・宴の後
 26日朝、スポーツ新聞を買いに出た。九州スポーツに王さんの娘さんの記事が出ている。そうか、私が会ったのは「王理恵さん」だったのか。実は試合中に写真を撮ったのだが、フィルムがうまくかかっておらず写っていなかった。残念ではあったが、仕事中に同じトラブルが発生するよりましだ。

 優勝も決まったので、26日の試合は観ずに帰ろうか、とも思った。しかし、せっかくなので娘も連れて行くことにした。姉一家もダフ屋さんからチケットを手に入れ(定価より安く)、総勢8人になった。

 井口、城島らは足取りが重く、いかにも二日酔い、という感じだったが、日ごろスタメンに顔を出さない大越、林、鳥越らはハツラツプレーを魅せてくれた。応援団は二日酔いということもなく、いつも通り元気だ。娘に小さめのメガホンを2つ与えたら、一生懸命打ちならしながら応援していた。いいことである。君が野球を理解できるようになったら、またパパと一緒に観に来ようね。

 そんなわけで、あわただしい2日間が過ぎた。。。次は日本シリーズだ。これからも応援するからね、ホークスのみなさん・・・

■1999/09/27 (月) 観戦記4・ホテルへ
 ひとしきり喜んだ後も、グランドでは優勝セレモニーが続く。後ろの男性は、なにやら携帯電話をかけている。「優勝が決まったよ。泣いた、泣いた」などという声が聞こえた。「こんなときに電話なんかしなくても」。そう思っていると突然、私の電話が鳴った。

 着信を見ると妻の実家からである。妻に電話を渡し、そのままセレモニーを見続けた。

 帰り際、電話の内容を聞くと、どうやら私の姿がテレビに映っていた、ということらしい。そりゃまた、嬉しいことだ。格別、目立つ格好をしていたわけではないのに、私がどれだけホークスを愛し続けて来たか、カメラマン氏は分かってくれたのだろう。しかし、テレビに出るということは、誰が見ているか分からない・・・。ちゃんと上司に「休みは福岡に行きます」と断っておいて良かった、と思った。

 ホテルへ戻るため、地下鉄に乗り天神で降りた。大勢の人がうろうろしている。知らないおじさんが「那珂川行ったら、人がいっぱい飛び込みよったばい」と教えてくれた。残念ながら私には、嬉しいときに川に入る習慣はなかったので、そのまま親不孝通りを歩いた。

 歩いていても色んな人が声を掛けてくる。「おめでとう」「ありがとう」。普段はちょっと通るのが嫌なこともあるが、今日の親不孝通りは最高だ。暴れるなどという変な人もいないし、みんなにこにこ顔だった。

 ホテルへ帰って、優勝特別番組をはしごした後、ビールを一本飲んで寝た・・・。夢が実現したせいか、夢は見なかった。。。

■1999/09/27 (月) 観戦記3・そして・・・
 7回走者なし(アウトカウントは覚えていない)、4番小久保を打席に迎えた。彼は責任感の強い男らしい。失策後に回って来た打席でも、気合いが空回りして三振、バットを放り投げてくやしがっていた。ここで汚名返上してくれよ、小久保君。

 小久保の打球が上がった瞬間、私は立ち上がって「いった〜〜〜」と叫んでいた。球はそのままレフトスタンドに突き刺さった。これで同点だ。このとき、スタンドのほとんどが優勝を確信したことだろう。もう、胸がいっぱいだ。胸はいっぱいでも、腹はいっぱいではない。タンクを背中にしょったお兄ちゃんを呼び、3杯目の生ビールを口に運んだ。前祝いみたいなものだ。いつも「飲み過ぎじゃないの」と小言を言う妻も、この日ばかりはにこやかな顔で座っている。

 8回からは篠原が登板。今年は「篠原が投げれば勝つ」というきまりになっている。篠原がきっちりと抑え、8回裏のホークスの攻撃だ。ヒーローになった井口選手を打席に迎える。

 今年の井口は、いい場面で本塁打を放つことが多い。でも、私はそのたびに不安な気持ちになっていた。彼は自分の持ち味を勘違いしないか、と。普通の打者は「安打の延長が本塁打」。引退した落合レベルになると「本塁打の打ち損ないが安打」となる。ところが、私の見たところ井口の場合「外野フライの延長が本塁打」だ。飛球を打ち上げることが多すぎる。来シーズンは、ミート打法を心掛けて欲しいものだ。
 今日のところは優勝に免じて許してあげよう。
  
 その井口が外角のスライダー(だったと思う)を、うまく右中間スタンドに運んだ。これで5−4の勝ち越しである。そして9回表、ホークスナインが、最後の守備へ向かう。

 グランドに散るナインの姿を見たとき、熱い思いが抑えられなくなっていた。

 そして・・・・

 9回2死。2ストライク。ぺドラザの投じた球が、城島のミットにおさまった・・・

 「勝った」。グランドでは選手がもみあっている。。。涙でくしゃくしゃになった城島、小久保らの顔が、バックスクリーンに写し出された。次々と胴揚げが続く中、王監督はすたすたとベンチ方向へ下がった。優勝インタビューの段取りが気になるのだろう。実直な王さんの人柄を見た気がした。。。

■1999/09/27 (月) 観戦記2・試合開始
 午後6時プレーボール。「1番秋山」という打順からも王監督の意気込みが感じ取れる。もともと九州のチームだったライオンズで優勝を経験した(ややこじつけだが)彼が、切り込み隊長に指名されたのも何かの縁だろう。

 果たして秋山選手は期待に応え、先頭打者アーチ! いいぞ、いいぞ!喜んでいると、新聞記者、テレビカメラが私たちのそばに集まってくる。選手の関係者が近くに座っているらしい。「秋山の奥さんか?」と思ったが、若すぎる。カメラマンに「だれがいるの?」と聞いたら「王さんの娘さんです」と答えが返って来た。なるほど、くりくりとした目は王さんに似ている。しかし、試合中ずっと記者連中が集まってくるので、視界をさえぎられ続けた。私の後ろの男性はしまいには「いい加減にしやがれ!」と怒鳴っていた。今日だけは、言うぞ。「マナーを守れ、新聞記者」。。。自分への反省も込めて・・・

 外野席の盛り上がりはいつものことだが、この日は内野スタンドからも盛んに声援が飛んでいた。小久保の失策後に満塁本塁打が飛び出して逆転されたものの、スタンドのボルテージは上がる一方である。「野球は筋書きのないドラマ」というが、この日ばかりは「ホークスが勝って優勝が決まる」という筋書きに向かって、試合が進んで行くように感じられた。みんなの注目は「誰が決勝打を放つか」に移る。1点を追うホークスのラッキーセブン。さあ、筋書きの完結へ向かってくれ!!

■1999/09/27 (月) 観戦記1・出発
 25、26日のチケットは、今月の初旬に購入していた。まだマジックは20あまり残っていたころ。順調に試合が消化されていけば26日の時点で残り3試合となり、ゲーム差が3なら優勝が決まる、と読んだのだった。(実際には中止の試合があり、予想とは違ったが)

 25日午前10時、家族3人でマイカーに乗り込む。「玄界灘の潮風に〜♪」という例の応援歌をがんがんに鳴らし、気分を盛り上げて行った。休憩時間を含めると約6時間で博多入りの予想。気持ちがはやり、スピードを出し過ぎるときもあったが、それも御愛嬌。ほぼ、予想通り午後4時前に親不孝通りのホテルに到着した。

 ホテルロビーには姉夫妻と2人の息子(8歳、6歳)、妹が待っていた。姉一家はチケットが取れなかったため、うちの娘を預かってもらうことになった。本当は娘にも優勝の場面を見せたかったが、優勝が決まると自分のことで手一杯だろう、と思ったので連れていかなかった。

 私と妻、妹の3人でドーム球場に入った。席はバックネット裏のやや上。球筋も分かり、いい席だ。ビールを飲みながら両軍の練習を眺めた。ライオンズの結果が気になるため、何度かT新聞スポーツ速報に電話を入れた。5時半にかけたときは8回を終わって両チーム無得点。はらはらする展開である。

 それから10分ぐらい経っただろうか。すぐ後ろの記者席から歓声が聞こえた。急いで駆け寄った。記者の一人が「オリックスがサヨナラ勝ちだよ」と教えてくれた。この時点でマジックは1。盛り上がるしかないよ、これは。そんな中で試合が始まった。

■1999/09/27 (月) 祝・優勝!!
 現在、27日の午前2時半を過ぎたところ。福岡での野球観戦を終えて、先ほど自宅へ戻りました。ホークスならびに関係者の皆様、応援してきたファンの皆様、本当におめでとうございます。そして、喜びの瞬間をくれた選手の方々、ありがとうございました。

 すぐにでも観戦日記を書きたいのですが、書きたいことがありすぎて(王さんの娘さんがすぐ近くに座っていた、などなど)、頭の中が整理できません。続きはまたの機会に・・・

■1999/09/24 (金) カードが・・・
 きょう、近くのスーパーの会員カードをなくした。買い物のときに提示するとポイントが付き、現金が返ってくるやつである。レジに置き忘れたらしい。暗証番号などのセキュリティーがないため、大急ぎで自宅に帰り、妻に「○ん○あ(店の名前)のカードをなくした。もう一枚のカードをくれ。今のうちに(ポイント分を)抜いてくるから」と息を切らして頼んだ。

 妻は平然とした顔で「たぶん残ってないよ。この前取ったから」と、答えた。なぬ?! 妻は普段、○ん○あ(店の名前)で買い物をしない。私が本とかCDとか、仕事に必要な文具とかを買って、せっせとポイントをためたのである。それを、断わりもなく、使っていたとは・・・

 私はスタンプカードなど、ポイントをためるものが好きだ。いっぱいになるまで使わず、後で大きく使いたい。しかし、妻はちょこまかとポイントを使いたがる。この性格の違いから、些細なことで喧嘩になることもある。

 1年ほど前だったか、家電のデ○デ○のカードでも同じことがあった。ポイントがたまるのを楽しみにしていたのに、ビデオテープなどというちんけな物を買うために使っていたのだ。私は万単位までためて、ちょっと贅沢をしたかったのに・・・

 妻は「だってそんなに貯まるまで待ったら、いつになるか分からないよ」と言った。もっともである・・・しかし、何か納得がいかない。こどもで例えるならば、後で食べようと思って置いていたケーキを、勝手に食べられたような気持ち。若い男性の気持ちに例えるならば、じっくり時期を掛けてアタックしようと思っていた女性を友人に取られたとき。OLに例えるならば・・・・・例え話はもういい。。。

 終わったことに、くよくよしても仕方がない。そう言えば、野球のペナントレースはまだ終わっていない(・・・と強引に話題を変えて、っと)。

 明日、明後日は、ここの日記を休んで福岡に出掛けるのさっ。週明けにはきっといい報告ができることでしょう。。。中洲で飲んだくれる国民栄誉賞監督にあったとか、熱狂的な鷹ファンが川に飛び込んでいたとか・・・

 気を付けていってまいります。それでは月曜日まで、さようなら。

■1999/09/23 (木) ソーテックは・・・
 今日も2度目。

 「e-one」の仮処分決定で、ソーテックは意気消沈していると思ったら、デザインはそのままでアップル社にない色で再発売する意向らしい(Y新聞による)。

 商魂たくましいと言うか、あざといと言うか・・・。再び申し立てられる前に、在庫一掃を狙った確信犯なのでしょう。数万台の在庫を抱えたままでは死活問題ですから。しかし、独自性を売り物にしよう、という発想はないのでしょうか。パソコンしかり、車しかり、まんじゅうしかり・・・アイデンティティーはぁ〜、ああ〜、ないのか〜〜〜♪

 そう言えば、ちょっと古い話題だが、プレステ2の発売が決まった。発売日は私の誕生日。だれか、お祝いにくれないかなあ。自分で買うとしても、ずっと先のことでしょう。2万円台半ばまで値下げされたら考えよう。

■1999/09/23 (木) いよいよ「その時」が・・・
 今日の神戸は野球日和。ホークスの皆様、延長戦ご苦労さまでした。ライオンズ敗れて、いよいよM2。夢にまでみた最終目標が、本拠地の福岡ドームで達成されそうな気配。念ずれば思い通ず、ってことですか。むふふっ。。。

 私、実はこれまでに2度、優勝が決まった試合を球場で観たことがある。1度目は91年のカープ(広島市民球場)、そして2度目は95年のブルーウェーブ(西武球場)だ。

 さすがに広島でのカープファンはパワーがあった。この時は仕事(スタンドの話を聞く担当)だったのでじっくり観戦できなかったが、観客の顔を見るだけで、グランドで何が起きているか予想ができた。あれ以来、カープは優勝から遠ざかるばかりだ・・・

 ブルーウェーブの時は、たまたま東京にいた。特にやることもなかったので、知人と一緒に所沢まで出掛けてみた。外野スタンドはにわかブルーウェーブファンでいっぱい(私もその一人か)。優勝が決まった瞬間、周りの人と一斉にグランドにトイレットペーパーを投げ込んだ。そして「来年こそは我がホークスが優勝するぞ」と心に誓ったものだ。しかし、一ファンが誓ったところで、簡単に優勝できるはずはなかったのだった・・・

 そんなわけで、いよいよ「その時」が来そうなのだが、どのように喜びを表現すればいいのか、ちょっとばかし不安になっている。どちらかと言うと涙もろいので、泣いてしまうかもしれない。どうしよう・・・あたふた・・・

 今日の出来事も書いておこう。現在、住んでいる町では彼岸市が始まった。全国から露店が集まり、日ごろ誰もいないような中心地に人が溢れていた・・・今はさびれきっているが、かつては普段でもにぎわいがあったことだろう。なんとなく、心うきうきさせられた。

 明日も仕事・・・

■1999/09/22 (水) 神戸は今日も・・・
 神戸は今日も雨だった・・・。長崎、神戸は昔から雨の名所である。雨が降るのは当然。しかし、パ・リーグばかり観ていると「雨が降ると野球はできない」という当たり前のことを忘れかけてしまったりする。なにしろ、神戸と千葉以外は、野球が中止になることは(よほどのことがない限り)ありえない時代なのだ。

 そんな、当たり前のことを再認識させてくれる屋根なし神戸グリーンスタジアムに感謝しよう。ライオンズ敗れてM4。神戸は明日も雨だろうか。明日もバッファローズファンになってやろう・・・

 今日は原稿を2本書いた後、小雨の中を散歩に出掛けた。周りを観察しながら歩いていると、キャベツ畑があった。虫に食われて穴だらけになっている。農薬を使わないのだろう。しかし、「無農薬=健康的」というわけではないそうだ。

 以前、学生時代に一緒に演奏していたY君(獣神サンダー・ライガーの『中身』と同姓同名、漢字は違うが)に聞いたが、植物は虫などに食われると、自己防衛のために毒性の物質を発するという。つまり、農薬を使わずに虫に食われた野菜は、自ら毒を出している、ということだ。

 人間が使った農薬の毒と、植物が自ら発した自己防衛のための毒と、どちらが人間の健康を壊すのだろう・・・

 こんなキャベツ一つをとっても答えが出ない問題は多い。ましてやゴミ問題は、生活スタイルそのものを変えなければ解決できない。私は常々、ゴミを燃やして出てくるダイオキシンより、埋め立てなどで処理される不燃物ゴミが地球上を埋め尽くすのではないか、と危惧している。

 今日、仕事で聞いた話だが、ドイツはゴミを焼却処分しないそうだ。その代わり、家庭から出るゴミは日本の10分の1だという。ドイツ人は、車問題にしても信号待ちでエンジンを切るなど、先進的な取り組みが多い。すべてが環境のためになっているかどうかは別にして、その真摯な姿勢は学ぶべきところがあるだろう。

 そんなわけで、たまには為になる話で締めくくろう。私だって、いっつも、ぐ〜たら過ごしているわけではないのだ。。。。
 

■1999/09/21 (火) バッタもん考・・・
 「Windows版iMac」とも言うべきソーテック社の「e-one」の輸入、販売禁止の仮処分が決定した。「デザインや色彩、素材など多くの点で類似しており、消費者が混同する恐れがある」という判断だそうだ。
 お菓子やビールでもよくこの手の申し立てがある。私が好きなモルツもサッポロ黒ラベルに似ているといって申し立てられたことがあった。私は間違えるわきゃない、と思ったが。(その後、サントリーはパッケージ変更を行った)

 ビールはともかく、iMacを買おうと思ってe-oneを買ってしまうバカな消費者はおるまい。ただ、日本では売れ線商品(車、家電等々)を安易に模倣する例が後を立たず、「意匠権」を世に知らしめた効果は大きい。ちなみにパソコンでは初の差し止めだそうである。ひょっとしてソーテックは、iBookならぬ「e-book」の試作品も作っていたりしたら大損害だ・・・
 まあ身から出た錆である。

 話は変わるが今日、うちの娘が「たれぱんだ」の上下の服を来ていた。しかし、ずぼんに「たれぱんだ」の文字はない。バッタもんである。シャツを見た。「たれぱんだ」と書いてある・・・いや、よく見ると「だれぱんだ」ではないか!「だれだ?おまえ!」って感じだ。

 妻に「おーい、この上下、どっちも偽物だぞー」と言った。すると彼女は驚いたように「えー、下だけだと思っていたのに・・・」と残念そうであった。こういう類いのものは間違えやすいので、早く販売禁止にしてもらいたい。

 バッタもんと言えば、とんねるずはバッタもんの王者だ。彼らのヒット曲には必ずといっていいほど元歌がある。それをなんとなく聞かせてしまうのは、秋元康の才能の成せる技だろう。
 かつての人気キャラクター「仮面ノリダー」は言わずと知れた「仮面ライダー」のバッタもんだ。ひところ、祭りの露店にはノリダーグッズがあふれていた。しかも露店の商品はバッタもんが多い。これを漫画家の喜国雅彦さんが「仮面ライダーのバッタもんの仮面ノリダーのバッタもんのお面が出回っている。さすが、元がバッタだけに」と漫画に書いていた。

 こちらこそ、「さすが」と言いたい。こういう感性があるから、あんな面白くて下品な漫画を書くことができるのだろう。。。

 私もバッタもんが出回るような、他人が真似をしたくなる物を書いてみたいものだ。。。

 お後がよろしいようで・・・

■1999/09/20 (月) 平穏な一日・・・
 平穏な一日であった。。。

 何気なしに、ふと、ずっと昔の恥ずかしい出来事を思い出すことはありませんか。私はあります。。。(誰に話しかけているんだか^^)
 そんなとき、一人で照れ笑いを浮かべてしまいます。今日もそういうことがありました。車を運転中だったからよかったようなものの、周りに人がいるときは「こわ〜、この人」と思われることでしょう。

 例えば、トイレで用を足しながら下を向いているとき。それを目撃した人は「こいつのは、笑っちゃうようなものなのだろうか」と、覗きたい衝動に駆られることでしょう。減るもんじゃないので覗かせてもいいのですが、それだと本当の「こわ〜い人」になってしまうので、人並みに隠します。

 そんなわけで思い出に耽ってしまいました・・・年をとったのでしょうか?

 明日はもう少し仕事に気を入れてみよう・・・

■1999/09/19 (日) また2回書いちゃおう!
 きょうも2回目。書けるときに日記を書きだめするのは、小学校以来の私の得意技だ。しかし、原稿の書きだめは苦手・・・困ったやつだ(笑)

 今日は家族で仁摩サンドミュージアムそばの公園に行った。子供は元気だ。体力があまっているのだろう。すぐにバテる私にそのパワーを分けて欲しいものだ。目に入れても痛いくらい可愛い娘だから許そう・・・

 昨日の話だが、麦茶を入れたコップを危うくパソコンのキーボードにこぼしそうになった。思わず「ひ〜〜〜ぃ」と叫んだ。いや、「ひ〜〜〜ぃ」じゃ足りん。日本語で表現するよりドイツ語の発音に近い叫びだ。「Ich(イッヒ)」の「ヒ」と言えば分かるだろうか? 叫んでいるのに、口から空気が抜ける感じ。う〜〜ん、我ながら文学的な表現だ(どこが?)
 この日記を肴にすれば、少しは旨い酒が飲めるだろうか・・・いや飲めない(反語かいっ!!)

■1999/09/19 (日) マジック5だよ〜
 延長12回、ホークスサヨナラ勝ち! マジックは片手で数えられる5になっちゃいました。。。うふふふっ。まあ、マリーンズの黒木君もよく投げたよ、うん、うん。今日のホークスの勝利に免じて、君が最多勝と最優秀防御率のタイトルを取ることを、特別に許そう。

 今日のテーマは「人生の時間をいかに使うか」だ? そんな小さいことに男はこだわってはいかん。野球を観て、ビールを飲んで、大声出して、時々仕事をする。。。それでいい。誰が何と言おうといい!!

 来週末に優勝が決まると、何かが起こるのだ。。。。楽しみにしておこう。

■1999/09/18 (土) この調子だ!
 ホークスが調子いいと文章がすらすらと進む。日記なのに、今日は2回も書いてやろう。原稿もこの調子で毎日書けたらなあ・・・わっはっは。。。

 ホークス勝って、ライオンズ敗戦、マジックは一気に6。このまま連勝街道を進んで欲しいが、こちらにも事情がある。ほんのちょっとだけ、待って欲しい。来週末ぐらいに優勝が決まる方がいいのではないか(理由はヒ・ミ・ツ)。しかし、藤井、篠原、ペドラザに、かつての勢いがないぞ。ちょっと心配。
 ぐ〜たら日記のはずが、「ホークス観戦日記」になっている。違うことも書こう。

 私はビールが好きだ。特にモルツ。この思いが通じて、サントリーさんからモルツ1年分を頂いている。ちなみにモルツの歌を歌う真心ブラザーズも好きだ。
 しかし、自分の書いた原稿を肴に飲む酒はまずい。なんてまずいんだ。世の小説家、国語学者の方々は自分の書いたものを読みながら、酔うことができるのだろうか? 「自分に酔う」って言葉があるぐらいだから、飲む前から酔っているのだろう。なんてうらやましい人々。

 やはり「自分が一番」と思うぐらいでないと、そういう立場になれないのだろう。まあ、なれなくてもいい。私は自分さえも酔えない文章を自分のためだけに書き続ける。そのうち評価してくれる人もいるさ!(いないって)。

 明日は「人生の時間をいかに使うか」を書こう。。。ほとんど日記の体をなしていない気がする。。。まあいいさ、ぐ〜たらだし。

■1999/09/18 (土) プロ野球考
 我が家にはテレビが2台並んでいる。1台は地上波・BS用、そしてもう1台はホークス戦を観るためのスカパー用だ(別に自慢話ではありません^^;)。
 野球は球場で観るのが一番だが、そうもいかないため、テレビ観戦が主だ。オリンピックのアジア予選の最中などは、2台とも野球中継を観て「ホークスいけ!台湾に負けるな」と応援してしまうほどだった。まあ、それぐらい野球を観るのは楽しい娯楽だということだ。

 さて、私は世のプロ野球ファンに提案したい。「勝った、負けたで一喜一憂するな」と。(自分の日記で提案というのも変だが)
 考えてみるがいい。80勝以上でぶっちぎりの優勝を果たすチームでも、必ず50敗はするのだ。優勝したのに、50日間も怒ったり、嘆いたりして生きて行くのはもったいないではないか!

 せっかく球場に足を運んだのに、くだらない試合を観せられると腹も立つ。しかし、私なんか、毎年数試合ずつ福岡ドームを訪れていたが、1度も勝ち試合を観たことがなかった。1度も、である。
 なぜ負けるのか、相手の投手をじっくり見る。守備をじっくり見る。「なるほど相手の方がうまいなあ」。こう思えるとしめたもの。負けてもともと、勝ってもうけ。だんだん、楽しくなってくる。

 そして今年、初めて福岡ドームでの勝ち試合を観た。しかも2日続けて。あまりに感極まって、ヒーローインタビューを聞きながら泣いてしまっていた・・

 まあそんなわけで、勝った試合は存分に喜び、負けた試合はじっくりと敗因を分析してみると、ひとつ上のファンになれたような気がする、という話だ。
カープファンの方々も、少ない勝ち星を十分に味わってくだされ。

 ホークスは今年、おそらく優勝してくれるだろう。でも、もしそうならなくても私は、怒ったり、嘆いたりしない(つもり)。70数試合も勝ったことを喜び、これまで夢を持たせてくれたお礼を言うつもりだ。。。

 もちろん、お礼の言葉は「バカヤロー、さんざん期待させやがって」などということはない。

■1999/09/17 (金) サヨナラ勝ち!
 我がホークスは井口の劇的なヒットでサヨナラ勝ちした。いいぞ、いいぞ。
これでマジックは8。でも8回まで1点に抑えた工藤さんの勝ち星を消してしまった・・・
 本来なら15勝ぐらいしててもおかしくない活躍なのになあ。最多勝はもう無理だろうが、防御率はタイトルを取ってね。マリーンズの黒木君、ライオンズの松坂君、今年はあきらめてよ。

 先日、焼酎に漬けていたニンニクを娘(2歳)に食べさせた。しばらく経つと、すごくハイになり、大声を出して陽気になっていた。同じことを何度も繰り返し、大声で叫ぶ・・・他人のような気がしない(笑)。わが子であることを実感させられた。

 明日は土曜日。ちょっとだけ仕事をしよう。

■1999/09/16 (木) 西武が負けた・・・
 西武ライオンズが負けた。。やったね、これでマジック9。よくやった、マリーンズの諸君。でもホークス戦では頑張らないでね。

 今日はやや2日酔い気味だ。飲み過ぎはいかん。夜だというのに頭が痛い。
夕方、5枚交換になった近くのパチンコ屋に寄った。アレックスで遊んだ。ビッグ2回、バー1回だったが、さすが等価。投資金4000円で、返しは12200円。
 等価は出ると大きいが、しぶい台が多い。やはり7枚の店でこつこつやる方が結果はいいかもしれん。。。

■1999/09/16 (木) 飲んだ、飲んだ・・・
 夕べは飲み過ぎた。
 とある方のうちに午後10時ごろ突然おじゃました。
自作のニンニク酒(いいとも25にニンニクを漬け込んだもの)と宮崎の
本格焼酎セレクションとかいうのをロックで飲み続けた。
 下手なウイスキーより、焼酎の方が安いしうまい。独身の彼は、料理が上手でいろんなつまみも作ってくれた。また遊びに行こう。

 昨日の我がホークスは、残念ながら敗れてしまった。対する西武は、非常にいい勝ち方をしている・・・西武の諸君、もうあなた方は優勝することに飽きたのではありませんか?日本の景気を浮上させるためにもホークスに優勝させてください。。。今日は負けてね、お願い!! 

■1999/09/15 (水) 書いてみるか・・・
 男もすなる日記というもの、してみんとてすなり。
って私は男だが・・・
 ぐ〜たらな毎日を綴ってみよう・・・見せるためではなく、自分のために


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